2022/02/16 22:22

漆喰(しっくい)とは?

漆喰(しっくい)とは、壁の上塗り、瓦や石材の接着や目地の充填に使用される建材のことです。漆喰の主原料は水酸化カルシウム(消石灰)で、消石灰はカルスト層から採取される石灰石から作られています。資源が少ない国と言われる日本でも石灰石は唯一自給自足できる資源と言われています。ちなみにこの消石灰みなさんも学校の運動場でよく目にしたのではないでしょうか?そうですあの白いラインを引く粉がまさに消石灰なんです。

漆喰の語源は、江戸時代に「石灰」を唐音読みで「しっくい」と呼んだことが始まりといわれています。また「漆喰」という漢字は当て字が定着したそうです。つまり「漆喰」に「漆(うるし)」は入っていないということなんですね(笑)。

漆喰は、雨風に弱い土壁に比べて、防水性が高く不燃素材でもあるため外部保護材料として、古くから城郭や寺社、土蔵などの木や土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきた建築素材です。

近年では、ホルムアルデヒド(化学物質過敏症の主たる原因とされる)の吸着分解機能が高い塗り壁素材として注目を浴びています。

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https://marble-wall.jp/column/7981/